Botkit で Slackbot を作ってみた
以前 Go 言語の勉強も兼ねて、 Go 言語で Slackbot を作りました!
が、動くものはちゃんと出来たけれど、 Go 言語そのものの理解が足りなかったため、メンテナンスもできずエラーを放置。どうしたものかと悩んでいる時に Node.js 製のフレームワークである Botkit を知り、作り直してみることにしました。
先に結論を書いておくと、 JavaScript の方が書き慣れていることもあって Botkit の方がずっと作りやすかったです!
Botkit とは
手順
手順を書いた記事は溢れているので、簡単にまとめました。
- こちら から Slack の Bot User を作成して Bot Token を取得する
- npm プロジェクトを作成し、 Botkit を npm からインストールする( 参考 )
- サンプルコード を基にコードを書く
- Heroku に Push する
サンプルコードから少し改良してみた
1. ES2016 を使いたい
Babel を dependencies にインストールします。
$ npm install -S babel-cli $ npm install -S babel-preset-es2015
ビルドの手間を省くために Webpack を使わない代わりに、 Babel を読み込み、 bot を実装したファイルを呼び出すようにします。
こんな感じに実装しました。
// file: start.js require('babel-register'); var Bot = require('./app/bot.js').default; const bot = new Bot(); bot.run();
// file: app/bot.js 'use strict'; import Botkit from 'botkit'; export default class Bot { constructor() {} run() { // ... } }
Bot の機能追加するのをもっと楽したい
社内で動いている、先輩が作った Bot が確かそのような仕組みになっていると聞いた覚えがあったので真似しようと思いました。
Botkit を作成した方が作った Botkit Starter Kit for Slack Bots でそういったことが実現されていたので、参考にしました。このリポジトリ自体は、 Botkit Studio というツールを介して使うもののようです。
// file: app/bot.js const path = require('path').join(__dirname, 'skills'); require('fs').readdirSync(path).forEach(file => { const skill = require(`./skills/${file}`).default; new skill().hears(this.controller); });
もっと良い書き方があるのかも知れないですが、 Node.js 初心者の今の私にはこれが精一杯。
やってみての感想
冒頭にも書きましたが、本当に簡単でした。 Go 言語では、未熟ゆえに Heroku へ Push する手順を毎回調べていたように思います。ただし、 Go 言語の方が色々と悩んだ分、 Bot の動かし方などを理解することができた気もします。
それから、 Botkit を使うことで初めて Node.js に触れ、知らないことがまだまだ多いことを知ったので Node.js を今年は学んでいきたいです。
作った Bot はこちらで公開しています。
- 今後やりたいこと。
- 色々な機能追加(天気予報など、何番煎じだろうととりあえずやっていきたい)
- README をもう少しちゃんと書きたい。
- TypeScript に置き換えたりしてみたい。
がんばろう。