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だれも聞いていないと思って歌え

dance as if no one’s watching, sing as if no one’s listening, and live everyday as if it were your last.

技術書の歩き方勉強会「達人プログラマー」編 に行ってきました

11月21日にSpeeさんで開催された技術書の歩き方「達人プログラマー」編に行ってきました。

『達人プログラマー』とは

原著『Pragmatic Programmer, The: From Journeyman to Master』は1999年に出版され、日本では2000年に翻訳されて出版されました。
しばらく絶版となっていたそうですが、今年の10月25日にオーム社から復刊されました。

この本は、ソフトウェア開発の名著として紹介されていることがあるため、タイトルは知っていました。

企画について

以下、connpassからの引用です。

概要

オーム社さんから復刊された『新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道』を勝手に応援する企画です。 古典である『達人プログラマー』を今の私たちはどう読んだらいいか、なにを受け取れるか、自分の仕事/キャリアにどう活かしていけるのかといったことについて、お話しする場にできればと思っています。

こんな方におすすめ

プログラマ・ソフトウェア開発者として成長の手引きが欲しいなと感じている方 会社の先輩などから技術書の古典を「読んどけ」と渡されるけれど、うまく読めなくて困っている方 『達人プログラマー』、なんとなく気になっているけれど手を出せていない方 『達人プログラマー』の復刊を応援/お祝いしたい方

『達人プログラマー』というタイトルは知っていても、古典であるというイメージと、初心者が読んでも理解できなさそう・難しそうという思いから手を出せていませんでした。
また、「プログラマ・ソフトウェア開発者として成長の手引きが欲しいなと感じている方」に当てはまったため参加を決めました。

達人プログラマーと私 @諸橋恭介

『Rails3 レシピブック190の技』、『はじめる!Cucumber』の著者であるRubyプログラマー。 初めて読んだ技術書の紹介に始まり、どういった時期にどんな本を読んでいったかを紹介していて、とても面白かったです。

などなど、本当にたくさんの本を紹介していました。

初めて『達人プログラマー』を読んだときは、「こういうふうにやれたらいいな」という夢だったが、転職した先で読んだ内容を実際にやっていて感動したそうです。
そうして再び読み直したとき、現実として「自動化」や「リファクタリング」をやっているかを突きつけられるようで読むのが辛かったそうです。

最初の頃に読んだ本はしっかり理解できていなかった、という経験談が心強かったです。

でもあんまり深刻に受け止めすぎないで。楽しみながらやっていこう by アジャイルサムライ

あなたの知識ポートフォリオについて @mochico

技術系同人サークルTechboosterでの執筆、DroidKaigi、技術書典の運営も行うAndroidエンジニア。 『達人プログラマー』の第1章第5節「あなたの知識ポートフォリオ」についての内容でした。

この節には、「知識と経験は期限付きの資産」であるということ、「勉強し続けないとエンジニアとしてやっていけないよ」といった内容が書かれているそうです。 そのための手段として、四半期ごとに技術書を読む、年に一度新しい言語を学ぶ、ということを併せて紹介しているそうです。年に一度新しい言語を学ぶことを勧めているのは、メインに使っている言語以外を学ぶことで他の言語との違いを知るなどの比較ができるようになる、ということだそうです。

ただ、技術書を一人で頭から最後まで読むのはなかなかつらいということで、読書会へ参加した経験を紹介していました。一週間に一章読んで、リモート読書会をして読んで分からなかった箇所を相談したり質問したりして「分かったつもり」を防いでいくんだそうです。
技術系の読書会があることは知っていましたが、こういったメリットがあることは知りませんでした。

そして、読むだけではなくアウトプットをしようということで、技術系ブログ、Qiitaへの投稿、GitHubでのプログラムの公開をするといいよということが語られていました。

トークセッション @高橋征義、諸橋恭介、mochico

上にも書きましたが、この『達人プログラマー』が書かれたのは17年前で、インターネットも当たり前ではない時代だったそうです。そういった背景があるため、内容には現代との違いが当然ある。後半部分は時代が違うために適用できない考え方もあるのだそうです。 新装版ではそういった時代背景の注釈が付いているが、このことを念頭に置いて読む必要があるとのことです。

「技術書を全部一気に読んで十全に理解するのは難しい」 「全てをきちんと理解しなくても良い」 「全部が全部正しいと思わないほうが良い」

諸橋さんのトークに通じる話ですが、その時理解できなかったとしても、再び読み返すことで理解出来るようになったり感じ方が変わってくるので繰り返し読むことも勧めていました。

上記以外のことについても色々とトークをしていましたが、この内容が一番この会に参加してよかった!と思えるものでした。 技術書を読む際に「理解しなきゃ!」と構えていてなかなか読み進められていなかった私にとって、これらの発言は技術書を読む心構えとして幾分気が楽になりました。

技術書を読もうと思っている人がいたら、その後押しになるのではないかと思いシェアしました。