今更ながらBootstrapの勉強を始めました。現在最新のBootstrap3です(4はαリリースのため)。 公式サイトを参考にしていて、Basic templateに書かれているmetaタグが見慣れないものだったので、調べてみました。
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
http-equiv
Mozillaの開発者向けの解説ページによると次のように記載されています。
プラグマディレクティブ、つまりどのように Web ページを提供するかについて、通常 Web サーバから与えられる情報です。 meta 要素 - HTML | MDN
では、 X-UA-Compatible
は何かというと、Internet Explorerでどのバージョンのモードでレンダリングを行うか(ドキュメントモード)を指定することができるプラグマです。
IE=edge
と指定することで、使用しているIEで利用可能なモードの中から、最高のモードを使用するように指示ができます。Internet Explorer 8 の場合はIE8モードに相当し、Internet Explorer 10 の場合はIE10モードに相当します。
ただし、 Internet Explorer 11 以降ではドキュメントモードの指定は推奨されず、Microsoft Edge では無視されるようになっているそうです。
- Internet Explorer 開発 > Internet Explorer 8 | ドキュメント互換性の定義
- IE の互換性を管理する - IT プロフェッショナル向けヒント | TechNet
- Microsoft Edge 開発者向けガイド | 互換性 (Windows)
新しい記事ではないですが、 X-UA-Compatible
が何かを理解するためにこちらも参考にしました。